SwitchBotボットに単3電池ボックスをつないで電池交換を手軽にする

SwitchBotボットは、壁のスイッチなどをスマホスマートスピーカーからON/OFFできる便利な機器です。

しかし、使われている電池が「CR2」という小さくマイナーな物でコンビニなどでは手に入りにくいため、ストックしておかないといけない点や、バッテリーの減りの早さが困りごととしてあります。

「コンビニなどで買える電池をSwitchBotボットで使えたらいいのに」というのを解決するのがこの記事の趣旨です。

「CR2」は3V(ボルト)の電池です。単3電池のように1.5Vの電池を直列で繋げば同じ3Vになります。
そこで、以下のような単3電池用の電池ボックスを購入し、SwitchBotボットにつないでみました。

電池ボックスのつなぎ方

ケーブルが通る隙間を作る

電池ボックスを外につなぐためには、ケーブルが通る隙間が必要です。
そこで、SwitchBotボットのアームの反対側をニッパーなどで以下のように切り飛ばして隙間を作りましょう。

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左のようにケーブルが通る隙間を作る

ケーブルを固定する

  • 黒いケーブル(マイナス)はバネの根本に挟ませるようにします
  • 赤いケーブル(プラス)は金属板とプラスチックの間にグイッと差し込むとけっこう固定できます

この段階で電池ボックスに電池を入れ、電池ボックスのスイッチをONにして、SwitchBotボットのLEDが光ることを確認しておくと良いでしょう。

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黒はマイナス、赤はプラス

もし工作ができる人であれば、電池の形のパーツを作るとセットしやすくていいかもしれません。

ケーブルの位置を調整する

電池ボックスからの長さが黒・赤のケーブル両方で揃うように持ちつつ、最初に作った隙間に添わせて位置合わせします。

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長さと隙間を考慮しつつ位置を調節する

SwitchBotボットのカバーを閉じる

カバーを閉じて以下のようになっていればOKです。

  • 黒・赤のケーブルの長さが揃っている
  • カバーがしっかりと閉じている

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SwitchBotボットのカバーを閉じた様子

強力両面テープなりで固定して完成

電池ボックスのケーブルが出ている反対側の面に両面テープを貼ると、ケーブルが比較的ジャマにならない形でSwitchBotボットに固定しておけます。

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この位置に両面テープを貼る

ただし、横向きに固定しようとしても剥がれてきてしまうので、できるだけ上下に貼り付けるか、どうしても横に固定したい場合はSwitchBotボットに付属していた3Mの両面テープを流用するなどしたほうが良いでしょう。

見た目が気になる場合は

黒い電池ボックスとそこから伸びたケーブルというのは生活の中では少し異質に見えます。
もしそれが気になる場合には、電池ボックスを囲むように&電池ボックスのフタに貼り付けるように厚紙やプラ版などで自作のカバーを作ると良いでしょう。

自分は3Dプリンターで出力したカバーを付けました。

まとめ

まだ長期間の運用を行っていないので電池の持ちについてはわかりませんが、今のところ、おかしな動作もしていませんし、押す力が弱くなったりもしていないので、とても満足しています。
便利すぎて我が家では現在5箇所も電池ボックス化しています。

大きさをあまり気にせず、SwitchBotボットの電池交換の面倒から少し解き放たれたいという方は、ぜひ電池ボックス化を試してみてください。

あと、電池も忘れずに。